2018年9月11日火曜日
『マガディーラ 勇者転生』
★★★☆☆
あの『バーフバリ〜』の監督とスタッフたちが、『バーフバリ〜』以前に作った作品で、過去と現代をつないだアクション物というところもやや傾向が似ています。
そうなると、仕方のないことですが、どうしても『バーフバリ〜』と比較してしまいますが、自分としてはやはり『バーフバリ〜』に軍配が上がると思いました。
まずは主役の俳優さんの濃さがかなり違う印象。インド人なので誰でも濃い顔なのですが、『バーフバリ〜』のプラバースはその中でも格別にコッテリしています。ガタイもでかく、そのマッチョぶりがある種超人的。
対して『マガディーラ〜』のラーム・チャランは、どこか現代的てスタイリッシュな雰囲気があって、マッチョではあるのですが、普通の若者の枠を超えていないように見えてしまいます。
また『マガディーラ〜』は現代パートが結構長いのですが、基本的に主人公はチャラく描かれており、さほどヒーローの風格を感じさせません。
さらに、現代パートは割とコミカルなラブストーリーといった展開なのですが、インドの笑いが今ひとつ響いてこない気がしました。
たぶん先に『マガディーラ〜』を観ていれば、このような部分も普通に受け入れていたかもしれませんが『バーフバリ〜』の絶対的な暑苦しさ(^^;)と比べてしまうとこざかしく思えてしまいました。
ということで、やはり私がオススメするとすれば『バーフバリ〜』の方です。
公式サイトは、こちら。
http://baahubali-movie.com/theater_maga.html
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