2017年5月23日火曜日

『メッセージ』

★★★☆☆

元々は予告編を見て、エイリアンの言語を解読するストーリーに興味を持ちました。

その後、アカデミー賞にもノミネートされていたことを知りました。アカデミー賞で評価される作品は、自分としてはちょっと重苦しい印象を持つことが多いので、少々警戒しつつ観に行きました。

うーん、なんとも不思議な作品ですね。
エイリアンに対して、それぞれの国家の足並みがそろわない感じや、母と子のアンハッピーなエピソードなどは、いかにも(私がイメージする)アカデミー作品的。

最近の流行りですが、シリアスな作品でありながら登場人物が特殊能力を持っていたり、複数の時間軸が繋がったりするところは、あまりSF的考証がないままなのでファンタジー的。

一番興味を持っていたエイリアンの言語の解読については、その過程をある種学術的に細かく描写しているのか、そこは適当に端折ってしまうのか、予告編ではわかりませんでした。私は、ある程度詳細に分析プロセスを見せて欲しいと思っていたのですが、実際は期待の40%程度といったところでしょうか。

アカデミー賞では音響編集賞を受賞しているようですが、確かに音は印象的でした。

原題は『ARRIVAL』だそうです。


公式サイトは、こちら。
http://www.message-movie.jp

2017年5月1日月曜日

『3月のライオン【後編】』

★★★☆☆

前編はTVアニメとかなりエピソードがかぶっていたのである程度展開を予想しながら観ましたが、後編は全く白紙の状態で観ました。

思った以上に多くの登場人物にとっての決着、あるいは次に進むための一歩が描かれており、すがすがしい終わり方だったと思います。

ただ、川本家のいじめ問題や父親問題は、主人公の桐山くんと川本家の関係がさらに深まるエピソードだとは思いますが、かなり唐突な印象でした。前編になんらかの布石や伏線があればまだよかった気がします。幸田歩くんの引きこもりエピソードもまた然り。
いじめとか引きこもりは、それだけで作品が成立してしまうような大きなテーマなので、ストーリーの本流に対して枝葉的エピソードとして扱われていることに違和感を覚えたのかもしれません。連ドラのように様々なエピソードを豊富に盛り込めるならともかく、2時間程度の前後編だと厳しいような。原作では、もう少しじっくり描かれているのかな。

2017年5月1日に観たのですが、平日とはいえゴールデンウィーク中、映画が安い日、そして中学生プロ棋士の藤井さんが羽生さんを破ったというニュースがつい最近話題になったので、さぞ混んでいるだろうと思ったら、それほどでもありませんでした(^^;)。
お客さんを『美女と野獣』に取られているのかな。

川本ひなた役の清原果耶さんはこの映画で初めて知りました。顔つきは、大人になった芦田愛菜さんのようは、子供の頃の小松菜奈さんのような印象。今後もっとメジャーになっていくのかな。

公式サイトは、こちら。
http://www.3lion-movie.com