2014年7月27日日曜日

『思い出のマーニー』

★★★☆☆

スタジオジブリ作品としては、宮﨑駿、高畑勲両氏が全くタッチしない初の長編だそうですね。

高畑作品は観ていないものも多く、絵のテイストとかが作品ごとに変わる印象があります。『思い出のマーニー』は絵のテイストとしては明らかに宮崎作品と似ているので、どうしても宮崎作品と比べて見てしまう気がします。

絵の綺麗さや、キャラクターのしぐさなどの細かい演技などは、まったく遜色が無いと思います。物語やそのテーマが宮﨑駿っぽさが少なかったのかな。こちらの先入観もあるのでしょうが、微妙にこれまでのジブリ作品とは別物という気がしました。

で、思ったのですが、宮﨑駿色が薄れたジブリ作品は、私の中では細田守、原恵一、新海誠などと同種のグループに分類される気がします。

相変わらず、声の演技は俳優を使っていますが、映画を観ていて誰だかわかったのは、松嶋菜々子、吉行和子、黒木瞳ぐらいかな。以前は抵抗があったけど、観ていて違和感がなかったので、まあこんなものなのかなあと思うようになりました。

公式サイトは、こちら。
http://marnie.jp/index.html

『超高速!参勤交代』

★★★☆☆

映画館で映画を観るのはちょっと久しぶり。選んだ映画は、コメディ時代劇。

公開するずいぶん前からこの作品の存在は知っていて、ヘンテコなタイトルは気になっていました。

一応、「情けは人のためならず」的な教訓も含まれているといえば含まれていますが、基本的にはお気楽なエンターテインメントです。その時の自分は、あまり重い作品を観たい気分ではなかったので、ちょうどよかった気がします。

福島県いわき地方の弱小藩が幕府から急な参勤交代を命ぜられて、お金をかけずに5日間で江戸まで行かないといけないという設定ですが、個人的にはこの課題をクリアするための奇策で笑わせてもらえるともっとよかったような気がします。

佐々木蔵之介さん演じるお人好しのお殿様はとても彼に合った役でよかったと思います。
深田恭子さんのアバズレ役は若干無理があるような気がしましたが、コメディ作品としてはそのミスマッチ感もありのような気がします。
上地雄輔くんの役は、弱小藩の家臣で、いつもクール。ものごとを感情で判断せず、妥協してもかまなわいので合理的な策を提案するキャラクター。クールすぎて笑えるというわけでもなかったし、ちょっと意外な配役でした。

公式サイトは、こちら。
http://www.cho-sankin.jp