時代劇コメディといった雰囲気なので、感動大作ではないかもしれませんが、なかなか味わいのある作品で、嫌いじゃありません。
原作は読んでいませんが『武士の家計簿』と同じ作者ということで、それだけで観たくなりました。
時の権力者たちを描いた歴史大河ドラマでもなく、『水戸黄門』のようなフィクションエンターテインメント時代劇でもない、史実に基づいた歴史の片隅の小さなストーリー系とでも言えばいいでしょうか。私にとっては、『武士の家計簿』『武士の献立』あたりが同じカテゴリーになります。
達者な役者さんばかりで、見ていて安心感がありました。瑛太くんは大河ドラマ『篤姫』の小松帯刀、妻夫木聡くんはその翌年の『天地人』で直江兼続を演じていたので、この二人が時代劇で共演していると、なんだか妙な感覚になります。
羽生結弦くんは、以外とちゃんと演技していましたが、やっぱりちょっとビジュアル的にお殿様という感じではない気がしました。
映画を観に来ていたお客さんの中には、羽生くんを見に来たのではないかと思われるおばさまの一団がいました(^^;)。
公式サイトは、こちら。
http://tono-gozaru.jp
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