2010年8月28日土曜日

クミン

 ここしばらく、日常のちょっとしたことはtwitterで済ませてきましたが(今後もそうなる可能性大)、今日は珍しくブロクにしてみます。

 コレステロール対策のためお肉控えめの食生活をしていると、ガツンとパンチのある食事が恋しくなる時があります。
 肉や油を摂らずにパンチを感じるには?
 私の場合は、量を増やす、味を濃くする、噛みごたえのあるものにする、とろみをつけるなどで、パンチのある、というか食った食ったという満足感が若干上がる気がします。
 味は、濃くした方がパンチを感じますが、塩分の摂り過ぎも良くないので、そうなるとだしを濃い目にするとかスパイスをきかせるといった方法で、味に強さを加えることになります。

 今日はトマトのスープを作りました。具は玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモ。作り方はほとんどカレーと一緒。ただ、カレーのルーの代わりにパスタ用のトマトソースを入れるだけ。もちろん肉はなし。トマトソースにオリーブオイルが入っているので、若干油あり。で、パンチを足すために、ちょっと多めのコショウと、ガラムマサラ、コリアンダー、クミンを入れてみました。

 実は、昨年モロッコに行ったとき、レストランの各テーブルによく塩とクミンが置かれていました。タジン料理などに自分で塩とクミンをかけることがあるようです。私はテーブルのクミンは一度も使わなかったのですが、日本に戻ってきてから、何となく気になってクミンを買ってみたのです。でも、使ってみたのは今回が初めて。

 できあがったトマトスープを一口食べてびっくり。
 あ、モロッコ料理の味だ!
 なるほど、モロッコ料理らしさの決め手はクミンらしい。当然といえば当然ですが、テーブルにクミンが置いてあるぐらいなので、出てくる料理にも日常的にクミンが使われていたはず。あの独特の香りと味がクミンだったと今ようやくわかりました。

 こんど、タジン料理を作るときは絶対クミンを使おうっと。


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