2011年6月27日月曜日

『奇跡』

★★★★☆

私の苦手な(^^;)ロードムービー系。でも、割とほのぼのした映画で、見終わったあとの気分はなかなかよかったと思います。

両親が別居して、福岡と鹿児島で別々に暮らすようになった小学生の兄弟が、九州新幹線の一番列車がすれ違う瞬間を見ると奇跡が起こるというウワサを信じて、熊本まで出かけるというお話。

まえだまえだの二人がいい芝居をしています。お兄ちゃんは割と沈みがち。弟はいつもポジティブ。
新幹線を見に行くという冒険の前と後で、彼らの生活は何がどう変わったわけではないけど、沈みがちだったお兄ちゃんはちょっとだけ前向きになった感じがしました。このちょっとだけ何かが変わったという演技がよかったと思います。

もっと鉄道にフォーカスが当たっている映画かと思っていたのですが、そうでもなかったかな。

個人的には、何度か訪れたことがある鹿児島の街をスクリーンで見ることができて楽しめました。

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