第三章のレビューでも書いたと思いますが、オリジナルのヤマトが大好きだった自分としては、あのヤマトが、ストーリー的にも絵的にも最新の緻密さで再び見られるというだけで嬉しくなってしまいます。
第四章は、間もなく銀河系を脱出するというあたりが描かれていますが、第三章からの流れのままに2199独自のストーリーが続きます。戦闘らしい戦闘が意外と少なかったという印象だったので、オリジナル版のストーリーを思い返してみたのですが、オリジナル版でもこの辺りではあまり戦闘はないんですね。
独自エピソードではあるものの、部分的にオリジナル版を思い起こさせる部分があります。例えば、古代と島のいざこざはオリジナル14話を連想しますし、沖田艦長の手術はオリジナル17話と合致します。
ガミラス側は、ドメルが登場しますが、その過程で彼のプライベート、ガミラス内の反乱分子などが少しだけ描かれています。とてもイマドキ感のある演出。
第四章でも後のヤマトシリーズとのつながりを違和感なくするためのエピソードがチラホラと入れてあります。ガトランティスとガミラスの戦闘、後のガルマンウルフ、フラーケンの登場、それにガミラス側のセリフの中に「アクエリアス」も登場しました。
オリジナル版では14話で銀河系脱出なので、公開スケジュール的には2199もほぼ同じペースで進んでいますが、ストーリー展開の方は2199の方がオリジナルよりも少し早めに進行しています。2199には謎めいた伏線がたくさん張られているようなので、後半に色々とあるのでしょうか。この後も楽しみです。
公式サイトはこちら。
http://yamato2199.net
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