2014年10月18日土曜日

『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』

★★★☆☆

まずは、これまで劇場とテレビで放映された全26話の総集編の方。

オリジナルの『宇宙戦艦ヤマト』1作目の映画版もテレビの総集編なので、ついつい比較しようとする意識が働きます。前半はオリジナルと2199に共通のエピソードがありますが、2199の方はかなり大胆にカットしていて、事実上ちゃんと描かれているのは冥王星から。それ以降はあまり共通のエピソードはないので、ストーリー的にはオリジナルの面影はほとんどない気がします。

子供のころのように、何度も何度も繰り返し見たりはしていないので、どこが新作カットなのかはさっぱりわからず(^^;)。このあとに控える完全新作の『〜星巡る方舟』につながるようはカットが追加されているのかと思ったのですが、それらしいものは特にありませんでした。
『〜星巡る方舟』は、ヤマトがイスカンダルから出発して大マゼラン銀河外縁部に到達したところでの話だそうですが、実は『〜追憶の航海』の本編はほぼイスカンダルを出発するところで終わっています。そういう意味では、『〜星巡る方舟』は『〜追憶の航海』の続きから始まるようになっているのではないでしょうか。

ということで、音声は5.1chになっているそうですが、絵の方は基本的にテレビと同じで、わざわざ短縮したものを観る価値があるかというと、正直微妙(^^;)。26話を一気に見るのは大変なので、全体の流れをざっと把握できるのが嬉しいということでしょうか。

ところで次回作の"星巡る方舟"って白色彗星のことを指しているような気がしているのですが、どうなんでしょう?人口都市に人々を乗せて宇宙をさすらう様は正に方舟ですよね。ところが、私が知っている範囲では『〜星巡る方舟』の情報の中に"ガトランティス"という言葉は登場しても"白色彗星"は登場していません。例えば、彼らガトランティスが白色彗星で宇宙を回遊し始めるエピソードが描かれているとしたら、このタイトルはピッタリ来るなあと思ったりするのですが…。
まあ、この予想が当たるか外れるか、もうすぐわかることでしょう。

公式サイトは、こちら。
http://yamato2199.net

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