★★★★☆
話題のインド映画。
元レスリングのインド代表が、娘たちを超スパルタで鍛え上げるストーリー。
私の世代の日本人にわかりやすくいうと、インドのレスリング界を舞台にした『巨人の星』のような話。
一応実話に基づいているようですが、映画の最初に「父親と2人の娘以外は脚色」というような表記がありました。
インド映画ではおなじみのダンスシーンはありません。歌はいくつかありました。
上映時間もインド映画としてはそれほど長くありません(日本で上映されるのは短縮版かもしれませんが)。
そんなわけで、インド映画らしさはあるものの、かなり普通の感動作でした。とても良くできていると思いましたが、日本には本当にたくさんのスポ根作品があるので、それらと比べて突出しているというほどではない気がしました。
そもそもインドに「スポ根」というジャンルはあるのしょうかね??そういうタイプのドラマがこれまでインドにはなかったから大ウケしたということはないでしょうか?
女子レスリングが扱われており、自分のやり方を押し付けるインド代表のコーチが登場したり、インドにおける女性の地位の低さなどの社会問題にも触れられており、どこかで聞いたようなテーマが含まれています。
主役のアーミル・カーンは、日本でも上映された様々な作品でも主演を務めるスターです。基本、めちゃめちゃマッチョな肉体の役を演じることが多いですが、今回はレスリング選手の現役引退後ということで、かなり太ってだらしない体に肉体改造したそうです。
最近、役作りのための肉体改造が役者としての評価を高める傾向がありますが、あれって医学的に見て問題ないのでしょうか。私は、役者の行きすぎた肉体改造には疑問を持っています。
公式サイトは、こちら。
http://gaga.ne.jp/dangal/
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