原作のマンガは人気があるそうで、確かに惹きつけられるものがありました。
ただ、今回の前編は結局何がなんだかわからないまま終わりました。そうなると、結局異星人殺戮ゲームをやっているだけということになります。まあその中でも、不条理な運命にさらされる人たちの心理や派手なアクション、SF設定の面白さなどは表現できるのです。
最近のこういう作品に登場する若者の言動が、自己中心的、短絡的、日和見的で好きではありません。あれを多くの人はリアルだと感じるのでしょうか。現代の若者は、本当にみんなあんなに愚かなんでしょうか。私の目から見れば明らかに、その愚かな性格のために最大の効果を得る機会をのがしているのですが…。
確かにストーリーを作る上では、キャラクターにああいった性格づけをした方が、ゲームの形勢が変化しやすく、最終的にどうなるのかが読めなくなるので都合がいいのでしょうが。
ともかく、この作品の評価は、後編でどれだけすっきりと謎を解き明かしてくれるかにかかっているような気がします。
アクションやCGはかなり派手で、頑張っていたのではないでしょうか。
この作品、結構暴力的な描写があってPG12指定なのですが、シアターに4〜5歳ぐらいかなあ、子供を連れたお母さん数名が入ってきたので「大丈夫?」と思っていたら、殺戮シーンで退場していきました。ニノと松ケンが出てる〜ぐらいのつもりだったのかもしれませんが、事前によく調べた方がよかったですね。お母さんも大変だ。映画館側も確認してあげた方がいいのかもね。
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