★★★★☆
一応ストーリーの起承転結もしっかりしているし、アクションもガッツリ見せてくれますが、個人的には作品の世界観を決定づける様々な設定やディテールの描写がかなりツボでした。『ブレードランナー』や『JM』、『攻殻機動隊』などと通じるものがありますね。
地球の裏側まで掘ったトンネル内を移動する交通手段"フォール"が、地球の核を通過する際、重力の方向が反転する描写とか、手のひらの中に埋め込まれた携帯電話とか、記憶を売り買いするビジネスとか、低所得者層の住む街並みのインチキアジアなテイストとか…。
われながら、こういう路線の作品が好きなんだなあと再確認してしまった作品。
2012年8月11日土曜日
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