★★★☆☆
原作は読んでいません。
時代劇アクションものとしては、戦いのシーンや水攻めの迫力があったと思います。
2万の軍勢に取り囲まれた城を500の軍勢で守りぬいたという実話に基づいた話だということを最初から知っていたので、どんなにすごい策が登場するんだろう??という期待がちょっと大きすぎたかもしれません。意外と地味な策であり、偶然うまくいっただけのようにも見え、決して圧倒的勝利ではありませんでした。
確かにのぼうは策士だったのかもしれませんが、でくのぼうのふりをして実はキレ者と感じさせる描写はほとんどありません。城を守りぬくことができた最大の功労者がのぼうだったのかも微妙な気が…。なので、正直、見終わった後のスッキリ感がイマイチだったかも。それが史実だと言われればそれまでですが。
野村萬斎ののぼう様ははまり役だったと思います。
ぐっさんの演技は悪くないと思うのですが、なぜかわざとらしさを感じてしまいました。どうしてもコントを見ているような気がして、いつかギャグを言うんじゃないかと思ってしまいました。
上地雄輔の石田三成は、思ったよりはずっとちゃんとしていたのですが、おバカキャラの印象が強すぎるので、彼が戦国武将を演じていること自体がすでに違和感というか…。
そして、市村正親と鈴木保奈美は、比較的最近の大河ドラマでそれぞれ明智光秀、お市の方を演じていた印象が残っていたため、これも若干の違和感がありました。
http://nobou-movie.jp
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