2013年4月12日金曜日

『ドラゴンボールZ 神と神』

★★★☆☆

 原作者の鳥山明が直接関わって17年ぶりに製作されたと話題のアニメ。

 『ドラゴンボール』のTVアニメは、まあチョコチョコとは観ていましたが、映画作品を映画館まで観に行ったことはこれまではありませんでした。ただ、原作のコミックは好きで、一応全巻持っています。

 で、今回なぜ映画を見ようと思ったかというと、ひとつはやはり鳥山明が参画していることへの期待。本当は、彼の手でこの作品がコミカライズされれば一番うれしいのですが、そういう話があるのかないのかもよくわからないので、とりあえず映画を観てみることにしました。
 TVアニメの絵は、やはり鳥山明本人のデッサン力には及ばないところがあったと思いますが、今回は気合が入っているようなのでそれなりにキレイに仕上がっていそうだったし、予告編映像を観た印象ではアニメーション技術も相当進歩しているようだったので、そこにも興味がありました。

 さらに、比較的簡単に行ける木場の映画館でIMAX上映をやっていることを知り、これも映画館へ行こうと思うきっかけとなりました。
 IMAXというと、2年ほど前にアメリカのサンノゼに仕事で行ったとき、The Tech Museum  of Innovationという科学博物館みたいなところにIMAXシアターがあって、人体をテーマにしたプログラムを観た記憶があります。
 IMAXという技術自体については私もイマイチ理解しておらず、サンノゼで観たものは天球型の超巨大スクリーンでしたが、木場の映画館のスクリーンは大型ですが平面でした。結局のところ、キレイな映像と迫力のある音響が体感できるシアターということのようです。
 ちなみに今回の『ドラゴンボールZ 神と神』の木場でのIMAX上映は一般が2000円でレイトショー割り引きは適応されません。

 で、作品を観た感想ですが、割とギャグテイストの強い路線でしたね。ストーリーについては、まあこんなものかなあという感じ。基本、すごく強い奴が現れて悟空と戦うというものにならざるをえないので、あとは破壊神ビルスのキャラクターとかで味付けされているのかな。ビルスのキャラデザインは、さすが鳥山明。ネコの顔の造形を解釈して、線画でああいうふうにまとめるのは、高度な仕事だと思います。

 あとは、1時間半あまりの作品の中でどうにかリクツをつけて悟空を強くしないといけないわけですが、若干安易な印象はぬぐえませんでした。
 それを言ってしまうと、スーパーサイヤ人も安易なのですが、原作の長期連載の中だと、それまでの長い経緯があるのでなんとなく納得できました。

 アニメーション技術は進歩してますねえ。メチャメチャ強い者同士の格闘戦のスピード感や迫力を感じることができました。ただ、動きが速すぎて、どう攻撃して、それをどう防御してどう応戦したのかといったことがよくわかりませんでした(^^;)。原作コミックだと、その辺かなり細かく描写されていたのですが。

 IMAXについては、最初の予告編などは普通の上映方法で、「ここからIMAXに切り替えます」との宣言があり、確かにその後は映像も音響もワンランクアップした気がします。映像は明るくクリアです。音響はそもそもボリュームが大きいと思いましたが、それでもクリアに聞こえ、低音は振動を全身で感じました。映像と音響だと、音響の方が通常上映との違いを強く感じたと思います。
 ただ、これに2000円払う価値があるかというと、…微妙。通常上映1800円だと考えれば200円アップなので、これならアリだと思います。ただ、レイトショーは通常上映1200円なので、800円アップになってしまいます。これは自分としてはナシ。3D上映と同じように、通常レイトショー料金+200円というような料金設定の方が嬉しいかも。個人的には通常上映でもこれといって不満はないので、普段は通常上映を選ぶでしょうが、ここぞというときには+200円払うと思います。

公式サイトはこちら。
http://www.dragonball2013.com

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