2013年5月18日土曜日

『県庁おもてなし課』

★★★☆☆

割とほのぼのした作品でした。

タイトルから、おもてなし課の活動を克明に描いた作品なのかと想像していました。例えば、どういったいきさつで、誰かがものすごく頑張っておもてなし課を立ち上げたとか、おもてなし課のあるプロジェクト達成までの挫折と成功の一部始終とか。

でも実際は、おもてなし課に関わる人達の人間模様のドラマでした。
一応、一つの観光プロジェクトが軸にはなっているけど、そのプロジェクト遂行の様子はほとんどありません。それに、そのプロジェクトは県をあげての超ビッグプロジェクトで、「おもてなし」という言葉のイメージとはちょっと違いました。
「おもてなし」なので、観光客に配るパンフレットをどうしようとか、駅の待合室をどうしようとか観光案内所をどうしようとか、そういったスケールをイメージしていました。作品の中で、おもてなし課の面々が実際の観光客と接する場面はほとんどありませんでした。実際のおもてなし課の仕事もそんな感じなんでしょうか??

高知県の自然の映像はキレイでした。私は以前高知に行ったときレンタカーで四万十川沿いを走ったことがあるのですが、「もしかしてあの時の道?」と思うような道も登場。あらためて、高知県に行ってみたくなりました。

人物の描き方はちょっと不思議な感じでした。主役の二人、錦戸亮くんと堀北真希さんは、おもてなし課の仕事に熱心に取り組んでいるのですが、そのモチベーションがどこからくるのかあまり描かれていません。
でも、二人とももともとは安定志向で県庁職員になったり、就職できずにアルバイトで食いつないでいる、要はパッとしないキャラクターなので、何かをきっかけにやりがいを見出した的な作り方をするのがよくあるドラマの演出だと思います。
そういったいかにもドラマらしい演出を、あえて避けているのかな。

この作品の堀北真希さんは(私がイメージする)彼女らしい雰囲気でとてもよかったと思います。ものすごい大活躍をするわけではないけど、そこにいるだけでほんわかする感じ。

公式サイトはこちら。
http://www.omotenashi-movie.com/index.html

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