★☆☆☆☆
いやあ、下らない映画でした(^^;)。いやまあ断片的には面白いシーンもあったけど、全体として見ると、特にクドカン好きではない私には、ほとんど共感できるところがなかったなあ。
前に宮藤官九郎作品『少年メリケンサック』を観たのと、『中学生円山』は公開スケジュールを延期したという話を聞いていたので、何となく期待して観に行ってしまいました。
中学生の妄想をテーマにした作品ということはすでにテレビなどで知っていたのですが、その内容が中学生にしては幼稚な気がしました。
円山君のちょっとエッチな自主トレとかは、「あらら、そんなことまで」と苦笑いするしかないけど、あれに共感できる女性はいるかなあ。円山君役の俳優さんは本当に中学生ぐらいの年齢だけど、よく演じたなあ(^^;)。そして、それに付き合わされる女生徒役の若い女優さんとか、絶対「何なのこれ?!」って思っただろうなあ。
草なぎ君は、穏やかなのに不気味でなかなかよかったです。
円山くんのお母さんと電気屋さんのくだりも面白かったです。
あと、おじいちゃん役は遠藤賢司さん。日本のロックの歴史をたどるラジオ番組で、すごく過激な歌詞の曲を1度だけ聞いたことがありますが、こんな人だったんですね。
いまさらだけど『少年メリケンサック』を観に行ったのは、篤姫を演じた宮﨑あおいがどんなコメディエンヌぶりを見せているのか興味があったからでした。やっぱり私には、クドカンワールドは合わない感じがします。
公式サイトはこちら。
http://maruyama-movie.jp
0 件のコメント:
コメントを投稿