★★★☆☆
予告編が始まったころは、全く観る気はなかったのですが、意外と評判がよさそうなので観てみました。
特に難しいメッセージがあるわけではない、コメディ映画。
日本のコメディ映画というと、三谷幸喜や宮藤官九郎とかを思い浮かべます。それぞれ持ち味は違いますが、大爆笑というよりはじわじわ、ほんのり来る笑いというのが共通点のような気がします。日本的、なのかな。この作品もそういう意味では似ているかも。
妻夫木くんのダメダメっぷりは、トヨタのCMの大人になったのび太くんと同じような感じでした。
北川景子さんのツンデレっぷりは見事。はまり役だと思います。でも、映画全体の9割はツンの方で、デレは1割り程度。もう少しデレを見たかった気もします(^^;)。
彼女は『ハンサム☆スーツ』でも見ているはずなのですが、実はあまり印象に残っていません。もちろん美女だと思うけど、動いてしゃべって演技するより、一番いいアングル、一番いい表情を静止画で切り取った方が美しさが生きるんじゃないかと思ったり…。
でも最近バラエティ番組に出ているのを見て、実はサバサバした関西人らしい人となりも垣間見えて、ちょっと興味が出てきました。
ちなみにCM業界の話なのですが、商業芸術に携わる人達が、あるときふと自分の原点を思い出す感じ、とってもよくわかります(^^;)。
ライバル関係の広告代理店は、現通と白風堂で、とりあえず架空の会社になっていますが、エースコックやTOYOTAはCMのクライアントとしてそのまま登場していたりします。作中に登場するエースコックのCMなんてヒドい出来なのですが、よく名前使わせてくれたなあ(^^;)。監督はもともとCM業界の人らしいので、コネがあったのかな。
公式サイトは、こちら。
http://judge-movie.com
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