2014年1月25日土曜日

『エンダーのゲーム』

★★★☆☆

当初、予告編を見た段階では特に観るつもりはなかったのですが、Facebookでつながっている通の方が何名か高く評価していたので、それならばということで観に行きました(ちょうどポイントがたまっていて無料で観られたし ^^;)。

原作の小説があるようですが、読んでいません。で、たぶん映画は、小説と比べると相当端折っているような気がしました。
この設定はなんだろう?とか、この人は一体?とか、なんでそっちに話が進むの?とか、ちょっとわかりにくいところがあって、たぶん原作ではきちんと説明されているのかもしれませんが、映画ではわりとさらっといってしまうので、若干重厚感に欠ける気がしました。
特に、エンダーくんがどう優秀なのかがイマイチわかりませんでした。彼が訓練などで繰り出す作戦も、戦術的な根拠が説明されず、悪く言えば子供だましっぽく思えてしまいました。ああいうところで「なるほど、これは確かにすごい作戦だなあ」と思うことができたら、ずいぶん印象が違ったと思いますが。

エンダーくんのルックスはいかにも成長過程で顔つきも幼く、体もできあがっていないので、ビデオゲームが得意というだけなら納得しやすいのですが、銃撃戦や格闘術でも強いのはどうもリアリティを感じなかったりします。

少年が、大人の都合で戦闘に巻き込まれるというと、エヴァンゲリオンのシンジくんを思い出します。サードの少年というのは偶然でしょうが。

作品全体の世界観は、近未来の地球対異星人の宇宙戦争なので、スター・ウォーズなどの昔ながらのSFっぽくてちょっと懐かしい感じ。

公式サイトは、こちら。
http://disney-studio.jp/movies/ender/

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