2014年8月9日土曜日

『るろうに剣心 京都大火編』

★★★★☆

前作同様、スタイリッシュで現代的なチャンバラアクションは今作でも健在。まさにこれが観たかったので、そういう意味では満足。

キャラクターのファッションとかは完全に時代考証無視で、いかにもマンガ的。十中八九、日本の描写がヘンテコリンなハリウッド映画を笑えませんね。でも不思議とハリウッド映画よりは受け入れやすいのはなぜだろう。

監督はNHK大河ドラマ『龍馬伝』の方で、音楽も同じ方、出演者も『龍馬伝』出身者(?)が多数。別に気にしなくてもいいのに、つい『龍馬伝』出身者探しをしてしまいます。
操役の若い女優さんは土屋太鳳さんという人だそうで、全然知らないなあと思ったら『龍馬伝』出身らしいです。全く記憶にない…。
田中泯さんという凄みのある年配の俳優さんは『龍馬伝』で初めて知ったのですが、あんなに激しいアクションシーンがあるとはビックリ。あれは吹き替えなんだろうか。

ストーリー的には、シンプルな勧善懲悪かな。敵役が絵に描いたような極悪人すぎて複雑な心理の動きがなく、ちょっと薄っぺらな印象がありますが、チャンバラアクションを楽しむエンターテインメント作品だから、これでいいような気もします。
9月に公開される作品との2部作ですが、いかにも次回作に続くことが前提の作り。結局今作では何も決着がついていないし、謎の男が登場して気を持たせる終わり方。
それはいいのですが、テレビのCMで出てきたシーンのいくつかは今作には出てこなかった気が?ちょっとずるいなあ。

公式サイトは、こちら。
http://wwws.warnerbros.co.jp/rurouni-kenshin/

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