★★★☆☆
原作コミックは読んだことがありません。少し前にやっていたTVアニメは一応観ましたが、すごく面白かったというほどの印象ではありませんでした。ストーリー的にも完結せずに終わったはずなので、何だかよくわからないまま、かなり中途半端な予備知識しかありません。
実写版は、特に原作ファンではない私でもわかるほど別の作品ですね。登場人物もかなり違うし、ストーリーもいじってあります。それがいいのか悪いのか、私にはよくわかりません。
『進撃の巨人』の世界はいつの時代なのかどこの国なのか、そもそも地球上の話なのかもよく知りませんが、少なくとも現代の文明とは異なる文明社会が舞台となっています。映像作品になったとき、そういった社会のディテールがどこまで細かくリアルに描かれるかは重要だと思いますが、今回の作品の場合は、その辺がちょっと微妙かなあ。もしかしたら設定は細かく作られているのかもしれませんが、充分に描く尺がなかったのかも。
CGの巨人はなかなかのビジュアルで、夢に出てきそうです(^^;)。街で暴れている様は、かっこわるいウルトラマンみたいな感じでした。
エンドロールで、かなりの数のCGスタジオの名前が出てきていました。アニメ作品だと作画を手伝ったアニメスタジオの名前がたくさん出てくるのはよくあることですが、実写作品であれだけのスタジオの名前が並ぶのは初めて見ました。
キャストは、豪華俳優陣なのですが、うーん、イメージ合っているのかなあ。水原希子さんのミカサは割とよかった気がします。石原さとみさんはハンジですが、あのメガネをかけちゃうと誰なのかよくわからない気がしました。
前篇は結局、アニメ版のさらに途中ぐらいのところで終ります。原作のマンガはまだ進行中のようですが、後篇でどのような決着となるのか気になるところです。
公式サイトは、こちら。
http://www.shingeki-seyo.com/index.html
2015年8月3日月曜日
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