★★★★☆
いい映画だと思いました。
無理に意外性のあるストーリーにするわけでもなく、最新の映像技工に頼るわけでもなく、魅力的なテーマ、しっかりとした人間ドラマ、優れた演技と、王道の作り方でいい作品に押し上げた感じ。
第二次大戦中のイギリスが舞台ですが、私にとっては新鮮でした。世界史はとらなかったし(^^;)、どうしても第二次大戦と言うと日本が直接関係し敗戦につながった太平洋戦争をイメージしがち。同じころヨーロッパでの動きというとナチスドイツの周辺国への侵攻やユダヤ人迫害などは映像作品などでも何となく見聞きしたことがあっても、連合国側については意外と知りません。
ドイツ軍の暗号を解読する話なので、てっきり解読できたら終りだと思ったら、解読できた後の苦悩も大きかったようで、考えさせられました。
ベネディクト・カンバーバッチの演じたアラン・チューリングの変人っぷりと、変人でありながら人間性も垣間見える演技はよかったと思います。
「イミテーション・ゲーム」は、チューリングの論文のタイトルだそうですが、映画の内容に対してあまりピンと来ませんでした。
公式サイトは、こちら。
http://imitationgame.gaga.ne.jp
2015年5月1日金曜日
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