2017年3月20日月曜日

『ラ・ラ・ランド』

★★★☆☆

『セッション』と同じ監督の作品で、アカデミー賞のノミネート数でも話題になっていたので観に行きました。

ただ、私はミュージカル作品は苦手。半分は、自分自身がどう感じるかを試すようなつもりでした。案の定…

音楽は割とよかったと思いますが、やはり普通の芝居のモードから歌のモードへ移行する際の違和感は感じました。
一旦音楽を忘れてストーリーだけを考えてみると、かなりありふれたラブストーリー。正直言って物足りませんが、複雑で込み入った話にしてしまうと話の展開を追いかける方に気を取られて音楽が楽しめなくなるので、あえてシンプルにしてあるのかも。

歌と踊りにほとんど興味がない自分としては、この作品はどうしても能天気すぎる気がしてしまいますが、今の時代現実の方が複雑で先が見えないだけに、こういったわかりやすさ、痛快さが求められているのかもしれません。

それにしても、デイミアン・チャゼル監督はまだ若いのに、2作続けて音楽ものをヒットさせて、次がやりづらくならないのでしょうか。

公式サイトは、こちら。
http://gaga.ne.jp/lalaland/

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