2017年9月16日土曜日

『ダンケルク』

★★★★☆

もともと観るつもりではなかったのですが、評判がいいようなので観に行きました。

世界史は苦手ですし、第二次大戦中のヨーロッパ事情には疎いですし、ダンケルクの撤退作戦のこともこの映画を観るまで全く知りませんでした。そういった背景を知っていれば、より作品が理解できるのかもしれません。
ただ、作中では説明的な要素はほとんどなく、ある意味では舞台はどこでもよかったのではないかという気もします。

要は、ドイツ軍に攻め込まれたイギリス軍が、敵の戦闘機や爆撃機の妨害を受ける中フランスから船でイギリスへ撤退する話です。
観客は、撤退するイギリス兵と同じ場に身をおき、襲ってくる敵の攻撃を一緒に体験する感覚を味わいます。
たぶん戦闘機のエンジン音や機銃の音はかなり大きめに調整されているのだと思いますが、本当に恐怖感を覚えました。派手な戦争ものの作品だと空を覆い尽くすほどの大編隊だったりしますが、1機だけでもあんなに怖いものなのですね。

BGMもひたすら恐怖感、切迫感をあおるようなものでした。
そして、登場人物は戦意も全くなくなった兵士達で、セリフは非常に少なく、お互いの名前も名乗りません。若い兵士は知らない役者さんばかりで、最後まで顔を覚えられませんでした。そもそも、誰が主人公だったんだろう?
また、敵のドイツ軍は、戦闘機と爆撃機は絵として登場しますが、兵士は全く画面上に姿を見せなかったと思います。
この辺の演出も、普通の映画とはちょっと違う感じ。

とにかく肩に力が入る映画でした。


公式サイトは、こちら。
http://wwws.warnerbros.co.jp/dunkirk/
この公式サイト、やけに情報が少ないですね。観終わった後で、役者さんの名前を確認しようと思ったのに、キャストの情報すら書いてない…。

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