デザイン系の大学に行っていたせいか、周りに『ブレードランナー』好きがたくさんいて、観たことがないと恥ずかしい雰囲気だったりしたので、前作はビデオで観た記憶があります。
そのときの印象は、近未来社会の世界観やディテールのデザインは非常に興味深かったのですが、ストーリーは何だかよくわからず、その展開もダラダラしている印象で、正直面白い話だとは感じませんでした。
それから30年ほど経ち、前作についてはほとんど何も覚えていない状態でした。
実は、たまたま少し前に前作がBSで放送されていてレコーダーに録画してあったので、今回の新作を観る前におさらいしておくつもりでした。2回ほどチャレンジしたのですが、やはり展開がかったるく、2回とも途中で眠ってしまいました(^^;)。
今回の新作ですが、一言でその印象を言うなら「前作と同じ」。世界観は面白いと思いますが、ストーリーはやはりダラダラした印象でした(^^;)。
前作のおさらいがちゃんとできていればもっと話のつながりが理解できたような気がします。
デザイン的な部分については、前作の方が強烈な印象だったと思います。街の雰囲気は基本的に前作の雰囲気を継承しているようでしたし、観ているこちらも前作のときの方が多感な年齢だったこともあるでしょう。
今回映画館で観てあらためて思いましたが、『ブレードランナー』は一部のマニアにはウケるでしょうが、やはり一般向けの作品ではありませんね。『ブレードランナー 2049』も話題作、超大作扱いで映画興行ランキングでも上位に入りましたが、そういう作品ではないと思います。
2作目ということで内容も大衆化してしまいそうなところを、マニアック路線を貫いてくれたのは、自分としては嬉しいことでした。
公式サイトは、こちら。
http://www.bladerunner2049.jp
Blu-ray / DVD
Amazonビデオ
0 件のコメント:
コメントを投稿