★★★★☆
昨年末に公開された不完全版(^^;)ならぬインターナショナル版は141分で、今回の完全版は26分長い167分だそうです。
ちょうど半年前ですが、どのシーンが追加された26分なのかまったくわかりませんでした。我ながら情けない記憶力(; ;)。
監督のインタビューでは、インターナショナル版は時間が短い分展開が早いが完全版は人間ドラマをじっくり見せていると言っていましたが、私の印象ではやっぱり怒涛の展開でした。
この半年の間に、日本の一部の人たちの間でバーフバリがずいぶん盛り上がっているようで、『ムトゥ 踊るマハラジャ』で衝撃を受けて以来のインド映画好きとしては嬉しい限りです。まあ、絶叫上映に参加したいとは思いませんが…(^^;)。
と思ったら、まさかのスピンオフのアニメ作品やコミック版が登場するとか。インド映画でもそういうシリーズ展開ってあるんですね。でもコミカライズは日本で行われるようです。ここまでくると、調子に乗りすぎてどこかで大コケしそうで、逆に不安になります。
もともとこの作品は2部作で『バーフバリ 伝説誕生』の続編です。半年前のインターナショナル版のときは、前作のあらすじが最初に紹介されたような記憶があります。今回の完全版はそれがありませんでした。父親のバーフバリの時代と、25年後の子供のバーフバリの時代と二つの時間軸が描かれていることが、前作を知っていないとわかりにくい気がしました。
一部に熱狂している人たちがいるとはいえ、やはりこの作品は万人にオススメできるものではないと思います。
でも、ちょっとでも気になっているのであれば、観てみるといいと思います。気にいるかどうかはわかりませんが、衝撃を受けることは間違いないでしょう。
公式サイトは、こちら。
http://baahubali-movie.com
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