★★★☆☆
2018年11月から12月にかけて観たい作品がたくさんあり、いつにないペースで映画館に通った結果、年末公開で観たかった作品は全て観てしまったのですが、せっかく1月1日は金額が安いので『来る』を選びました。
『告白』の中島哲也監督作品なのと、黒木華さんが出演しているので、気になっていました。ただ、ホラーは好きではないので躊躇していましたが、ネットのレビューを見る限りホラーとしての怖さはそれほどでもないということなので、観てみることにしました。
実際に観てみると、ホラーじゃないということはないのですが、確かに人間の怖さの方が印象に残りました。
以前、蒼井優さん主演の『彼女がその名を知らない鳥たち』という作品が「共感度ゼロ」「全員クズ」といったキャッチコピーを掲げていたのですが、『来る』の主要キャストもかなりのクズぞろいでした。最初はいい人そうに描かれていても、話が進むに連れて裏の顔が出てきます。
普通、主人公は映画の上映時間の最初から最後まで出続けるのがセオリーですが、この作品では重要な役どころの人物が途中で退場したり途中から登場したりするので、結局誰が主人公なのか、正直よくわかりませんでした。まあ、それが悪いことだとは思いませんが。
子役の女の子は作中ではけっこうひどい仕打ちを受ける役で、この作品に出演したことがトラウマにならなければいいなあと思ってしまいました。
公式サイトは、こちら。
http://kuru-movie.jp
さて、昨年2018年に観た映画は33本でした。前年よりは10本近く減っています。まあ自分でも少し本数を減らしたいと思っていたので、狙いどおりといったところでしょうか。
一方で、星5つを付けたのが3作品ありました。『ゴッホ ~最期の手紙~』、『カメラを止めるな!』、『パッドマン 5億人の女性を救った男』なので、ちょっと変化球的な作品ばかりかもしれませんが、自分としては収穫が多かった1年だった印象です。
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