2011年11月20日日曜日

聖光学院23期同窓会(2011年11月19日)

2011年11月19日、聖光学院23期の同窓会が、同校で行われました。facebookと重複しますが、画像をブログにもアップしておきます。

まずは山手駅。私が中学に通い始めたころは、駅長さんの方針だったか、広告を一切掲示しないという特徴を持った駅でした。今は普通に広告が貼ってあります。そりゃあ、広告収入も重要でしょうから…。




参加者の写真は誰かが撮るだろうから、自分は、駅から学校までの通学路や校舎の様子を撮ろうと思っていたのですが、思わぬ雨と風で思い切りやる気が失せ、とにかく学校に一直線。屋根のあるところに逃げ込みました。なので、写真はなし。
通学路は、色々と変化はありましたが、雰囲気はあのころのままでした。

聖光の校舎どころか、敷地に入るのはたぶん20年ぶりぐらい。不思議な感覚でした。

以下、少し校舎の中をうろうろして撮った写真です。

まずは生物室。もちろん生物の授業でも使いましたが、生物部だった私にとっては部室。名前は生物実験室となっていました。場所は当時と変わらず、校舎の最上階の一番北側。ちなみに、生物室の向かい側は美術室だったはずですが、今はパソコンが並んだ部屋になっていました。




聖光の教室の机は、椅子とくっついた不思議なデザイン。こんな作りのものを他では見たことがありません。特注なのかなあ。
私の記憶が正しければ、私の在校中、一体型の机は古くて重いタイプと、新しくて軽いタイプがありました。そして今日見たものは、そのどちらとも違うタイプ。ということは、私が卒業した後に新調したということになります。
正直、机と椅子がくっついていて嬉しいことは特にないので、新調するなら机と椅子が分離したものにすればよかったのに。学校として、何かこだわりがあるんだろうか??




小沢先生に引率されて、学内ツアーを実施。聖光の校舎は、講堂や体育館辺りの構造が複雑で、どんなふうだったのか思い出せませんでした。ここは、そんな複雑エリアの一画にある階段教室。階段教室は、当時とほとんど変わっていないと思います。この隣には以前LL教室があったのですが、ちょっとのぞいた感じだと、特別なシステムが入っている様子はなく、普通の大教室になってしまったようでした。




現在、聖光学院は、数年がかりの大規模な改修工事を実施中です。もちろん授業などを実施しながらの工事なので、校舎の一部を取り壊しては新しい建物を建て、また一部を壊して建て、と繰り返していくそうです。今回学内ツアーで回った場所が取り壊されるのも時間の問題です。その前にもう一度見ることができたのでよかったと思います。



二次会は、伊勢佐木町のタイ料理屋さん。まあこんな雰囲気でした。





カラオケを歌っているのは、この店の店員さん。どうやら、丸ちゃんが歌わせたらしい。




ということで、参加したみなさん、お疲れさまでした。またいつか会いましょう。



おまけ。同期会のために私がデザインしたロゴマーク。聖光関係者以外には、まったく面白くないと思いますが、卒業生に対しては、かなり強いインパクトがあるはず。我ながらいい出来だと思います。


2011年11月16日水曜日

『ミッション:8ミニッツ』

★★★★☆

星4つは、ちょっと甘いかなあ。でも、こういう作品はけっこう好きです。

サイコ・ダイビングというのかな、人の意識に入り込むというSF的アイデアは以前からあるのですが、最近では『インセプション』がありました。
同じ場面を、時間軸を巻き戻して何度も見せるという手法は、『バンテージ・ポイント』という映画で見たことがあります。
『ミッション:8ミニッツ』のアイデアは、両者を合わせた感じです。

ストーリー全体としては、犯人探しと、主人公自身の身の上にいったい何が起こっているのか?という謎解きがあるのですが、まあ両方とも想定の範囲内ではありました。
そして、割とカッチリとしたSF設定に乗っ取って話が進むのかと思ったら、最後はちょっとファンタジックになっちゃったりします。
この辺りが、星4つは甘いような気がする理由です。

上映時間は2時間足らずで、制作費も割と安そうな作品ですが、このクラスの映画こそアイデアで頑張ってほしいというエールをも込めて、やっぱり星4つで。

公式サイトは、こちら。
http://disney-studio.jp/movies/mission8/









2011年11月14日月曜日

『一命』

★★★☆☆

この作品、2時間ちょいなんですが、あらすじをかいつまんで説明すると、おそらく5分で終わります。悪く言うとイベントが少ない、よく言うと、それだけゆったりと話が進むというか、丁寧にしつこく描いているというか、そんな映画でした。

市川海老蔵の演技は、よくも悪くも印象的でした。やっぱり目力はすごいですね。ただ、どこか歌舞伎の見得のようで、ナチュラルな芝居の中ではやや不自然に感じました。語り口もまた然り。わざとらしい発声と言い回しに思えました。まあ、その不自然さが、何を考えているのかわからない役柄とあっていたようにも思えます。

大名屋敷のインテリアがまた、あまりナチュラルではないデザインでした。なんというか、ハリウッド映画に出てくる日本家屋みたいな雰囲気。ああいうデザインのものが実際にあったのかなあ。

まあそんなわけで、作り手側は決して手を抜いているわけではないと思うのですが、私の好みにはあまり合わない作品でした。







2011年11月12日土曜日

『マネーボール』

★★★☆☆

 最初から最後まで入り込んで見られたし、役者の芝居も素晴らしかったので、星4つでもいいかもしれませんが、いくつか気になる点があったので星3つにしてみました。

 私は、既存の常識にとらわれず新しい考え方を導入して成功していく、イノベーション的なストーリーには感動しやすい傾向があります。
 でもこの作品では、その新しい考え方についての説明がかなり端折られていて、球団のGM(ジェネラル・マネージャー)がその考え方を導入することを決めてからの、周りとの確執を中心に描いています。
 私にとっては、もう少しその理屈を教えてもらわないと共感しづらいと思いました。

 この作品の主役は、もちろんブラッド・ピット演じるGMのビリーで、彼が球団改革を推進した当事者なのですが、実際に新しい考え方「マネーボール理論」に基づいた分析を行っていたのはピーターという人物です。
 もしこの人を主役としてストーリーを構成していたらだいぶ違うイメージの作品になっていたと思います。私としては、その方が好みの作品になったような気がします。

 実在の人物の、現在進行中の取り組みが映画化されるというと、facebookについて描いた「ソーシャル・ネットワーク」があります。映画の最後に、その人物の現在の状況を字幕やナレーションで説明するという処理方法も共通。でも、こういうタイミングで映画化するのが本当にいいことなのか疑問を感じます。数年後に映画を見たら、もしかしたら全然見当違いの話になってしまうかもしれないのに…。

 まあともかく、よくまとまったいい作品だと思います。

2011年11月5日土曜日

『ステキな金縛り』

★★★★☆

 大きな話の流れは予想の範囲内でした。『THE有頂天ホテル』のように、入り乱れたエピソードが、最後にジグソーパズルのピースがピタリとはまるように収束する、という展開が好きな私としては、ちょっと物足りなさも感じました。
 でも、その中で一つ一つのシーンや台詞は面白く楽しいものでした。
 この手のコメディ映画は三谷作品ぐらいしかないので、やはり真骨頂だと思います。

 深津絵里。とっくにわかっているけど、あらためて本当に何でもできる人だなあ。
 西田敏行。大河ドラマとかで、本格的な時代劇をやってきただけに、ビシッと演じるところはビシッとしていて、だからこそ、ヌケた演技が最高に面白く感じられます。絶妙な間とかアドリブとかが舞台作品のようで、もう一度映画を観に行ったら違う台詞を言うんじゃないかという雰囲気です。

 上記の二人については、映画を見る前から期待できることはわかっていたのですが、予想外だったのは中井貴一。予告編などでは、カタブツの検事役であることしかわからなかったのですが、そのイメージが崩れる部分があって、そのギャップがとても笑えます。

 三谷作品には、たぶん色々な小ネタがちりばめられているのでしょうが、一つ私が発見したものが。深津絵里演じるエミが、容疑者が金縛りにあっていた旅館に行くときに乗ったバスのナンバープレート。めちゃめちゃベタな語呂合わせになっていました。

 ところで、この作品の英題は『A GHOST OF A CHANCE』らしいですね。邦題とは全然違いますね。そもそも「金縛り」って、英語でどう言うんだろう??

2011年10月23日日曜日

『ツレがうつになりまして。』

★★★★☆

なかなかよかったと思います。

取り上げているテーマは「うつ」で、なかなか辛い状況が描かれているのですが、一貫してほのぼのした雰囲気。くすりと笑え、泣け、あったかい気持ちになれます。ストーリー展開は、だいたい予想通りでしたが、それでも充分満足できました。

宮﨑あおいと堺雅人はさすが。
宮﨑あおいは、ああいうマイペースで頑張らない役をキュートに演じるのが本当に上手。役柄と本人が完全に一体化して見えました。
堺雅人は、几帳面過ぎてうつになってしまうというキャラにピッタリで、本人的にはどんより落ち込んでいるのに、はたから見ると妙なおかしさをかもし出していて絶妙だと思いました。
この二人は、大河ドラマ『篤姫』で、徳川将軍と正室を演じましたが、それ以上にお似合いの夫婦役だったと思います。

宮﨑あおいは、実生活の方では夫と別居などと報じられていますが、作品中で彼女自身が言っている台詞がまるっきり矛盾していて、あらためて役者って大変だなあと感じました。

あとはやっぱり、イグアナのイグの存在が、ストーリー展開には大して影響はないものの、いい間を作っていてよかったと思います。

うつという病気については、この映画を見ただけで理解できるわけもないでしょうが、特別なことではないと感じることはできました。

2011年10月15日土曜日

『DOG×POLICE 純白の絆』

★★★☆☆

警察の特殊部隊、動物、パートナーとの信頼、組織間の対立、過去の汚名を挽回、ゲーム感覚の無差別犯罪…。いずれも、一度は別の作品で取り上げられたようなテーマの断片を、もう一度再構成した作品という印象でした。
なので、つまらないとは言わないものの、新鮮味はあまりなかったかも。ある程度、話の展開も予想できたし。

市原隼人君は、以前は爽やかな好青年のイメージでしたが、今や暑苦しい(^^;)、そしてちょっと反社会的なイメージも感じます。今回の役には合っているとは思いますが、個人的には割と苦手なタイプ。
戸田恵梨香さんは、クールビューティな役がはまっていたとは思いますが、警備部の制服と装備をつけた状態でも体の線の細さがわかってしまうので、若干リアリティに欠ける気がしました。ま、とりあえずキレイだからいいか(^^;)。

この作品に登場する刑事たち、別の作品でも警察関係者の役をやっていた人が何人もいて、すんなり受け入れられるんだけど、妙な違和感もあったりして、不思議な感じでした。

この作品で唯一意外だったのは、犯人の扱い。もちろん最後に犯人にたどり着くのですが、よくあるケースとしては、捕まる直前に犯人が社会への不満をぶちまけたり、それに対して主人公が言い返したり…的なやりとりがあるのですが、この作品では、この辺りが非常にあっけなく終わります。それより主人公の危機をパートナーの犬が救うというエピソードを重点的に描いていました。前半部分でチラチラと犯人の姿が登場したときは、その異常性をかなり強調した描写だったのに、肩すかしで終わった感じがしました。

主人公のバディである犬のシロ。耳が大きくとがっていて鼻先も細長いので、ちょっとキツネっぽい顔つきです。予告編などの事前の映像を見ていたときは、あまりかわいくない印象でしたが、本編を見ている間は、特に気になりませんでした。

作品の中に、スティーブン・ジャッブスなる人物が出てきます。黒のタートルネックにジーンズ姿で、明らかにスティーブ・ジョブズをイメージしていることがわかります。ジョブズが亡くなってすぐのタイミングだったので、ヘンな感じでした。

2011年10月9日日曜日

『はやぶさ/HAYABUSA』

★★★☆☆

はやぶさ映画として私が観たものとしては2作目。前のものはドキュメンタリーだったので、ドラマとしてはこれが初めて。

もともと私は、はやぶさのエピソードはそれ自体が大好きで感動的なので、映画作品としてどう料理されていてもすばらしく思えてしまいます。一生懸命努力して冷静に考えると、まあ★3つといったところでしょうか。

ドラマとして仕立て上げるには、はやぶさプロジェクトに携わる人たちの素顔を描く必要があります。主役の竹内結子をはじめ、役者さんたちはとてもよかったと思いますが、ややとってつけた感があったかもしれません。

はやぶさで感動するためには、それぞれのトラブルがいかに危険な状態で、それをどんな方法で乗り越えたかを理解する必要があります。そのためには技術的な説明が不可欠です。それがとてもわかりやすく、この作品で初めて「ああ、そういうことだったのか」と理解できたこともありました。
でもそれは同時に、役者の台詞が不自然なほど説明的になってしまうということにもつながるので、難しいところですね。

はやぶさプロジェクトの裏側を描いたことで、研究開発予算の少なさなど、日本の宇宙開発環境の苦しい状況がよくわかります。こういうことを一般の人に感じてもらうことも重要な気がします。

さあ、あとは渡辺謙主演と藤原竜也主演のはやぶさ映画が待っています。

2011年10月8日土曜日

『KAZUMASA ODA TOUR 2011』

★★★★☆


コンサートの会場は、その集客数や形状などによって、ライブハウス、ホールクラス、アリーナクラス、スタジアムクラスなどと分類されるようです。
今回、同じツアーで、いろいろなタイプの会場に行ってみました。


■さぬき市野外音楽広場テアトロン(2011.07.23)

小田和正が、何回か前のツアーから使い始めて、おそらくとても気に入っている会場だと思われます。実際に行ってみて、気に入っている理由がわかったような気がしました。

ローマのコロッセオのように、すり鉢上の斜面に観客席が並び、すり鉢の底にあたる部分がステージになっている野外会場です。観客席から見ると、ステージの向こう側は瀬戸内海。コンサートの進行中も、はるか向こうを船が行き交う様子が見えます。

まだ日の高い17:00からコンサートが始まるので、おそろしく暑いのですが、徐々に日が傾き、時々心地いい風がほほをなでていきます。芝生の自由席があったり、ビールや冷たいドリンクを飲む人がいたり、観客もどこか開放的というかリラックスした雰囲気。

最近の小田さんのコンサートでは、彼が観客席に飛び込んで観客にマイクを向けることがしばしばあるのですが、この会場では特にそれが多いようです。この日はたぶん3時間半ぐらいのコンサートだったと思うのですが、累計30分、もしかしたらそれ以上小田さんは客席にいたのではないでしょうか。私との距離1mぐらいのところを何度か通過していきました。マイク向けられなくてよかった。

コンサートの最後には、花火があがりました。これも、この会場ならではの演出。

会場の立地は、はっきりいって最悪。たぶんそれが理由で、いい会場なのに利用率がとても低いそうです。車でしか行けない場所なので、当日は高松駅から有料のシャトルバスが出ます。片道1時間弱。1台のバスに50人乗るとして、例えば1万人を運ぶには、のべ200台のバスが必要となる計算です。香川県中のバスを集めてピストン輸送しているんじゃないかというほどの状況でした。たぶんバス運行のやり方もよくなかったようで、行きは会場近くでシャトルバス自体が渋滞してしまうし、帰りは出払ったバスが戻ってくるのを延々待たされました。

で、この会場は、どこからは写真撮影禁止なのかよくわからなかったので、離れたところからちょっとだけ撮影させてもらいました。もし撮影禁止だったらごめんなさい。
また、コンサート中、小田さん本人が突然「次の1曲の間だけ撮影していいことにします」と言い出したので、その画像もアップしておきます。
















横浜アリーナ(2011.08.25)


ここは、いろいろなイベントで何度か来ているので、特に感じるものはありません。今回行った会場の中では、一番観やすくて聴きやすかったかな。


今回のツアーで、神奈川県ではアリーナの他にもいくつかの会場を回っています。その中で、とても評判がいいらしい横須賀芸術劇場には行ってみたかったのですが無理でした。ここは2000人規模だからホールクラスになるのかな。個人的には、このくらいの規模の会場が好きです。


東京ドーム(2011.09.28)


東京ドームは、YMOと坂本龍一のコンサートに行ったことがあったはず。ちなみに、ここで野球を観たことはありません(^^;)。


座席の位置にもよるのでしょうが、音が反響して聴きづらかったです。ヘンな方向から完璧なこだまが聞こえました。
よく、音にこだわりのあるアーティストは、ドームはもちろん、武道館ですら使わないといいますが、納得です。YMOと教授の時もそう思ったのかなあ。昔のことで、記憶がありません。
小田さんも、最近まではほとんどドーム会場は使っていなかったはず。でも、年齢を重ねて、体力的に多くの会場を回るのが難しくなり、それに反して小田和正のコンサートを観たいというニーズは多いため、ドーム会場を使うという判断になったようです。


今回のツアー、私はもう観に行く予定はありませんが、10月26日まで続きます。何となく、その後で被災地での公演が追加されそうな気がしますが。
64歳。次は(いつ)あるんでしょうか?

『猿の惑星:創世記』


★★★★☆

最初の『猿の惑星』は、何となく知識だけはあるけど、ちゃんと観たことはないはず。ティム・バートンのは観ました。

で、本作。
事前の予告編映像などから予想していた話の展開と95%ぐらいは一致していました。…というと、物足りなく感じそうですが、意外とそんなこともなく楽しめました。たぶん、プロセスが丁寧に描かれているためでしょうか。

映画では、地球が猿の惑星になった2つの原因(猿の知能が発達することと人類が衰退すること)が示されています。前者の理由は予告編から予想していましたが、後者については、想像と違いました。これが5%。でもこれで、納得感が強くなりました。

猿は全て、人間の俳優が演じた動きにCGをかぶせたものだそうです。すごくよくできているとは思いましたが、顔つきがホンモノの猿とはちょっと違うと思いました。特に知性が高い猿だから特別と言われればそれまでですが、個人的にはちょっと残念。

(人間の)主人公の恋人役の女優さんがキレイでした。インド出身で『スラムドッグ&ミリオネア』に出ていたそうな。覚えてないなあ(^^;)。