2012年5月3日木曜日

『テルマエ・ロマエ』

★★★☆☆

古代ローマの浴場設設計士が現代日本にタイムスリップして、日本のお風呂文化に触れアイデアを得ていくというコメディです。もうこの設定だけで面白そうなので、絶対観に行こうと決めていました。
で、観終わった主観的な印象は★3つなのは、期待が大きすぎたのでしょう。

映画を観る前に、原作のマンガは1巻だけ読みました。最初私は、長編のストーリーだと想像していたのですが、実は1話ごとに主人公ルシウスが日本に来て、古代ローマに帰って新しい浴場を設計する、という構成でした。
これを2時間のストーリーにどうやってまとめるんだろうと思いつつ、映画を観ました。

映画の前半は、私が読んだ1巻のエピソードがふんだんに登場し、客席からも笑いが起こっていました。ところが後半になると話が少しシリアスになり、コメディというよりは感動の歴史ドラマというか、タイムパラドクスもののアドベンチャーというか、ちょっと色合い変わった感じがしました。原作の2巻以降はこんな雰囲気なのでしょうか??
個人的には、最後まで古代ローマと現代日本の文化の違いからくる笑いに徹してもらった方が楽しめた気がします。

阿部寛、市村正親、北村一輝、宍戸開の古代ローマ人役は、それだけで笑えます。私は宍戸開さんが一番はまっている気がします。

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