2012年7月15日日曜日

『崖っぷちの男』

★★★★☆

星4つはちょっと甘いかな。
でも、男が飛び降り自殺に見せかけて何をやろうとしているのかが徐々に明らかになっていく過程や、それが成功するのかどうかのハラハラドキドキ感など、終始緊張感が持続して楽しめました。

主人公の弟とその彼女がちょっとおちゃらけていて、サスペンスの中にすこし緩い部分があったけど、個人的にはあれすらなくして全編ピリピリしていてもよかった気がします。

主役のサム・ワーシントンは『アバター』の主演ですが、よく覚えていませんでした。『アバター』の場合は、どうしても青いネコ科の宇宙人の方が強烈な印象を残してしまいますね。

タイトル『崖っぷちの男』は、主人公がギリギリのところでの大どんでん返しを狙っているというダブルミーニングになっていますが、原題は『MAN ON A LEDGE』。"ledge"は建物の出っ張りの意味らしいけど、人生の崖っぷちの意味もあるのかなあ?

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