★★★★☆
観たのは3Dの字幕版。
自分の中では、『トイ・ストーリー』以来ずっと続いていたピクサー作品の不敗神話が、昨年の『メリダとおそろしの森』で途切れた感があるのですが、今回はまたいつものクオリティに戻った気がします。一安心。
ストーリーは、最終的に『モンスターズ・インク』に繋がらないといけないので、そういう意味では想像の範囲に収まっているけど、その中で結構色々と変遷があって面白いです。大学入学当時、マイクは努力家で、サリーはちょっと嫌なヤツだったなんて、『モンスターズ・インク』からは想像できなかったからなあ。
もっと意外だったのは、彼らの最終学歴。『モンスターズ・ユニバーシティ』というぐらいなので、優秀な成績で卒業してバチェラーを取得するのかと思ったら…。
『モンスターズ・インク』と同じ世界観で時間的にもつながっている話だけに、景色や建物やキャラクターが結構共通しているみたいで「あ、なんか見たことある」と思うことがよくありました。
『モンスターズ・インク』をおさらいしてから『モンスターズ・ユニバーシティ』を観たら、もっと色々気づけたかも。
初期のピクサー作品は、エンドロールの後NG集が入っていました。今回は、NG集ではないけど、エンドロールの後にちょっとした「オチ」の映像がありました。
同時上映の短編は『The Blue Umbrella』という作品。ストーリーはあまりひねりがないと思いますが、映像の雰囲気がこれまでのピクサー作品とはちょっと違いました。
ピクサー作品というと全編3DCGだからリアルなんだけど、写真と区別がつかないというようなものではありませんでした。でもこの短編作品は、写真と見間違えるようなCGでした。実写映画でCGだと気付かれないようなCGを使うことはいくらでもあるので、技術的には可能なんでしょうが、ピクサー作品としてはちょっと新鮮でした。
公式サイトは、こちら。
http://www.disney.co.jp/monsters-university/home.html
2013年7月13日土曜日
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