2017年4月20日木曜日

『キングコング:髑髏島の巨神』

★★★☆☆

巨大生物の棲む島に取り残された人々の脱出劇というと、私の場合は『ジュラシック・パーク』シリーズがとても印象深く残っています。映画を観ている途中からすでに「ああ、これは恐竜が別の巨大生物に置き換わった『ジュラシック・パーク』だな」と思っていました。

時代設定を1970年代、ベトナム戦争終結直後としたのはなぜなんだろう?さすがに現代にしてしまうと、存在が知られていなかった島が新たに見つかったというのが不自然ということかな。

島に入るメンバーは、ベトナムに従軍していた軍人、研究者、カメラマンと行った人たち。軍人たちは、巨大生物がどんな生態なのか調べようともせずに見ただけですぐに攻撃してしまいます。理性的とは言えない、非常に短絡的な行動で、私は全く共感できませんでした。
あの、希少生物や生態系の保護などとは一切言わず殺そうとする振る舞いが、ベトナム戦争の時代だとリアルなのでしょうか。

キングコングを始めとする巨大生物のCGは本当によくできていて、迫力がありました。ただこれも今となっては、それほど衝撃的ではないですね。

公式サイトは、こちら。
http://wwws.warnerbros.co.jp/kingkong/

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