★★★☆☆
字幕版を観ました。
海外の3DCGアニメというと、ピクサー・スタジオ作品は『トイ・ストーリー』以降の長編は全て観ており、あとはディズニー・スタジオ作品を少し観ているだけ。ユニバーサル・スタジオ作品は今回が初めてだと思います。
ミュージカル映画は昔からあったと思いますが、最近『アナと雪の女王』や『ラ・ラ・ランド』など、少しトレンドっぽくなっているかもしれません。その流れを受けての『SING』なのかはわかりませんが、音楽のショーを観せる劇場を舞台にした作品なので、それはもう歌いまくります。
通常の芝居の途中で歌い始めるということはないので、これをミュージカルとは呼ばないのかもしれませんが、「歌う映画が流行っているからうちでも作っておこう」と思ったのであれば、こんな安易な企画はないというぐらいそのまんまの歌う映画です(^^;)。
歌はよかったと思います。
ただ、ストーリーはまあ普通の印象。何人かのキャラクターの日常抱えている問題などが描かれるので、一つ一つを深くは掘り下げられないし、特に繋がりがあるわけでもありません。
キャラクターは動物ですが『ズーラシア』が社会問題を描いたような、動物である必然性もないように思えます。
3DCGアニメ技術的にはどうなんだろう?キャラクターの造形とか、演技とか手足の動きとか、ピクサーやディズニーと比べるとやや勢いに任せて作ってる気がしてしまうのは先入観でしょうか。
吹き替え版では、MISIAや大橋卓弥が参加しているとか。歌はともかく、普通のセリフ部分をどのように演じているのか興味あるなあ。観ないけど(^^;)。
公式サイトは、こちら。
http://sing-movie.jp
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