2014年2月19日水曜日

FileMaker Pro

FileMaker Pro、楽しいです。

個人的にも、以前の会社でも、ちょこちょことFileMaker Proを使ったデータベースを作っていたのですが、最新版を購入したのを機に、昔作ったものを作り直してみたりしています。

前の会社では、セキュリティのため3か月に1回、全員のPCログインパスワードを変更していました。システム管理者が、ランダムな文字列のパスワードを用意して、小さな紙に印刷して配布する方法でした。

新しいものに変えたら以前のパスワードは忘れてしまっていいかというと、なんだかんだで数か月後に必要となって、思い出せずに困るということがあったので、システム管理者が全員分の過去のパスワードも含めてすべて管理するため、FileMaker Proを使っていました。当時はVer. 5とか6とかでしたが、最新のVer. 13で全面的に作り直してみました。


Ver. 13では、新たにポップオーバーという画面部品が追加されたので、それを使ってプルダウンメニュー風のインタフェースにしてみました。実はこれ、Ver.5のころからずっとやりたかったことなのですが、当時は(たぶんものすごくがんばれば似たようなことはできたのかもしれませんが)できませんでした。




当時、パスワードの作成は、フリーのパスワード作成ソフトを使っていましたが、その機能も、FileMaker Proのスクリプトと計算式を使って自作しました。これについてはVer.5でもできたはずですが、残念ながら当時の自分にはそこまでやる気がありませんでした(^^;)。

画面デザイン的には特に見るべきものはありませんね(^^;)。最新版には、昔はなかったレイアウトテーマやスタイルといった画面デザインを効率的に行うための機能があったので、とりあえずそれに慣れるために積極的に使ってみました。
ここからさらに、各画面パーツの配置を調整し、アイコンをデザインし、フォントをセレクトし、用語を見直し…みたいなことをやっていかないと、磨き上げられたものにはならないですね。でも、テーマやスタイルを使えば、この程度ならできるということもわかりました。
ターゲットユーザー=自分1人だとこれで充分なんですが、トレーニングのためにもう少しいじってみるか…。

FileMaker使いのレベルとしては、このくらいでどんなもんなんだろう。中の下ぐらいかなあ。先日のConferenceで発表しているようなプロの開発者たちのレベルが、とんでもなく高いことだけはよくわかったけど…。

2014年2月15日土曜日

『レッド・オクトーバーを追え』

★★★☆☆

先日、『映画『エージェント:ライアン』公開記念Best of<ジャック・ライアン>上映会』というイベントが開催され、懸賞で当たったので行ってきました。

このイベントは、ジャック・ライアンの最新作である『エージェント:ライアン』の他に、過去のジャック・ライアン作品で最も支持されている作品を1本上映するというものでした。そこで選ばれたのが『レッド・オクトーバーを追え』でした。Blu-rayだったようですが、映画館のスクリーンサイズに引き伸ばしても普通に見られました。

なかなか面白かったと思います。
冷戦時代のソ連とアメリカの緊張関係とか、潜水艦同士の戦闘シーンとか、真実を突き止める謎解きの要素とか、いろいろな要素が詰め込まれています。
潜水艦の艦長がしばしば奇策を使う人で、敵の魚雷をギリギリでかわしたりします。
「艦長!敵の魚雷が迫ってきています。早く対抗策の指示を!」「いや、まだだ」
みたいな会話は、ちょっと宇宙戦艦ヤマトみたいでした(^^;)。当時はかっこいい演出っだったのかもしれませんが、今の自分にとってはあまりクールじゃないかなあ。

それにしても、2本続けて映画を観るのは疲れました。







『エージェント:ライアン』

★★★☆☆

先日、『映画『エージェント:ライアン』公開記念Best of<ジャック・ライアン>上映会』というイベントが開催され、懸賞で当たったので行ってきました。

スパイアクション映画としては、なかなかよかったと思います。

映画の宣伝では、『インテリジェンス・スパイ映画』『解析』といったフレーズが登場し、武闘派スパイではなく頭脳はスパイであることが強調されているのですが、正直、全体の印象としてはこれまでのスパイ映画とさほど変わらない印象でした。
イマドキのスパイ映画は、ミッション・インポッシブルにしろ007にしろ、サイバーな要素は入っているし、『エージェント:ライアン』のジャック・ライアンは(よく言えば)頭がよすぎて一瞬で解析結果を導き出してしまうので、それは見た目上、ひらめきや思いつきと同じようにしか見えませんでした。
かといって、解析プロセスを延々とやっても面白くないしスピード感もなくなるでしょうから、演出的には難しいところですね。

主人公ジャック・ライアン役は、クリス・パイン。最近のスタートレックのカーク役の印象が強く残っていて、今回の作品を観ていてもどうしてもカークのような気がしてしまいました。

今回の作品の時代設定がよくわからないのですが、"敵"はモスクワにいます。つまりロシア(ソ連?)対アメリカの構図。最近はもっぱらイスラム対アメリカの構図が多いので、何だか新鮮でした。

ところで、このイベントでは、映画の上映の前に池上彰さんと優木まおみさんのトークショーがありました。
池上さんは、ジャック・ライアンシリーズの原作者トム・クランシーの作品が大好きだそうで、まあ色々な話が出るわ出るわ。映画を見ないで、池上さんの話を2時間聴いていてもよかったかも(^^;)。話がわかりやすいのはテレビと同じでしたが、テレビよりもワンランク辛辣でした(^^;)。
ちなみに、池上さんは今回の映画の字幕監修を担当したそうです。

公式サイトは、こちら。
http://www.agentryan.jp


2014年2月1日土曜日

『小さいおうち』

★★★★☆

とてもよかったと思います。

この作品を観ようと思ったのは、最近気になっている黒木華(くろき はる)さんが出演しているから(^^;)。予告編で、和服に割烹着姿の女中役を見て、めちゃめちゃ役にハマっているように思えたので。

結果としては、期待通りでした。山形から東京に出てきて女中になるのですが、いい感じにほっぺが赤くて困り顔が似合う垢抜けない雰囲気といい、遠慮がちで自己主張せず家族に尽くす姿といい、それでいて、よく気がつく働き者なところといい、黒木華という女優さんのためにあてがわれた役のようでした。

実際の黒木さんはもっとイマドキでポップで都会的なところもあるのでしょうし、そういう役もやれるんでしょうが、たぶん私にとって、黒木華といえば「小さいおうち」の女優役という印象になるだろうなあ。
ちなみに、私にとって蒼井優といえば「フラガール」、堀北真希といえば「ALWAYS 三丁目の夕日」なのですが、なぜかいずれも東北の女の子の役。私はちょっとイモっぽい子が好きなんだろうか(^^;)??

冒頭、お葬式のシーンから始まって「あれ、最近よく似た作品を観たなあ」と思ったら『永遠の0』でした。そして、現代の若者がおじいさんやおばあさんの若いころの体験をたどっていくという多きな構成も同じ。

そして『小さいおうち』も実は、『永遠の0』同様戦争体験を扱っています。『永遠の0』は戦場における戦争なのに対して『小さいおうち』は兵隊に行かなかった人たちの戦争ですね。そして、国際社会や国家体制などの大きなスケールではなく、ひとつの家族という小さいスケールで描いていることろは、全く視点が違います。
でも、すごくわかりやすかったし、すんなり入ってくる感じがしました。教科書に載っている戦争とは、ちょっと見え方が違いました。
『永遠の0』『風立ちぬ』『小さいおうち』…。それぞれの戦争の描き方の違いを比べてみるのも面白いかもしれません。

公式サイトは、こちら。
http://www.chiisai-ouchi.jp

2014年1月29日水曜日

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

★★★★☆

懸賞でジャパン・プレミアに当選してしまったので、一般公開前に観ることができました。当選していなかったら観に行ったか微妙でしたが、結果的にはかなり面白かったと思います。
星は4つにしましたが、4.5ぐらいでもいいかもしれません。まだ1月なので、ここで5つつけちゃうと、この1年の評価基準が上がっちゃいそうなので、ちょっと控えめに(^^;)。

ジャパン・プレミアの様子
ジャパン・プレミアの様子

レオナルド・ディカプリオは"警鐘を鳴らす映画""こうなってはいけないという映画"、マーティン・スコセッシ監督は"very very very funny serious film"と言っていましたが、まさにその通り。

主人公に共感できるところは、まったくありません(^^;)。自分勝手だし、お下劣だし、社会秩序に何の興味もないし、金とドラッグとセックスへの欲望だけ。そのくせ、警察権力はおそれ、罪から逃れようとする。
たぶん中身が子供なんだと思うのですが、何となく(本当のところはわかりませんが)堀江貴文氏とかと重なる気がしました。

そんなメチャクチャな男を、ハードに、みっともなく、でも面白おかしく描いていて、そのバランスが絶妙だと思いました。
金融界の闇を、徹底的に暗くシリアスに描くこともできたと思いますが、どうしてこういう演出にしたのかなあ。その意図はよくわかりませんが、面白おかしい演出がなければ、私はこの作品をさほどいいと思わなかった気がするので、やっぱりうまい見せ方なんでしょう。

レオナルド・ディカプリオを演じるジョーダンのナレーションが入っていて、全体として自分の半生を振り返る形式になっているのですが、ところどころ画面の中のジョーダンがカメラに向かって解説するシーンがあって、コメディっぽいというか、こういうタイプの映画ではあまり見たことがない演出でした。

R18だそうです。ボカシがいっぱい入っていました(^^;)。

公式サイトは、こちら。
http://www.wolfofwallstreet.jp

2014年1月25日土曜日

『エンダーのゲーム』

★★★☆☆

当初、予告編を見た段階では特に観るつもりはなかったのですが、Facebookでつながっている通の方が何名か高く評価していたので、それならばということで観に行きました(ちょうどポイントがたまっていて無料で観られたし ^^;)。

原作の小説があるようですが、読んでいません。で、たぶん映画は、小説と比べると相当端折っているような気がしました。
この設定はなんだろう?とか、この人は一体?とか、なんでそっちに話が進むの?とか、ちょっとわかりにくいところがあって、たぶん原作ではきちんと説明されているのかもしれませんが、映画ではわりとさらっといってしまうので、若干重厚感に欠ける気がしました。
特に、エンダーくんがどう優秀なのかがイマイチわかりませんでした。彼が訓練などで繰り出す作戦も、戦術的な根拠が説明されず、悪く言えば子供だましっぽく思えてしまいました。ああいうところで「なるほど、これは確かにすごい作戦だなあ」と思うことができたら、ずいぶん印象が違ったと思いますが。

エンダーくんのルックスはいかにも成長過程で顔つきも幼く、体もできあがっていないので、ビデオゲームが得意というだけなら納得しやすいのですが、銃撃戦や格闘術でも強いのはどうもリアリティを感じなかったりします。

少年が、大人の都合で戦闘に巻き込まれるというと、エヴァンゲリオンのシンジくんを思い出します。サードの少年というのは偶然でしょうが。

作品全体の世界観は、近未来の地球対異星人の宇宙戦争なので、スター・ウォーズなどの昔ながらのSFっぽくてちょっと懐かしい感じ。

公式サイトは、こちら。
http://disney-studio.jp/movies/ender/

2014年1月13日月曜日

『ジャッジ!』

★★★☆☆

予告編が始まったころは、全く観る気はなかったのですが、意外と評判がよさそうなので観てみました。

特に難しいメッセージがあるわけではない、コメディ映画。

日本のコメディ映画というと、三谷幸喜や宮藤官九郎とかを思い浮かべます。それぞれ持ち味は違いますが、大爆笑というよりはじわじわ、ほんのり来る笑いというのが共通点のような気がします。日本的、なのかな。この作品もそういう意味では似ているかも。

妻夫木くんのダメダメっぷりは、トヨタのCMの大人になったのび太くんと同じような感じでした。

北川景子さんのツンデレっぷりは見事。はまり役だと思います。でも、映画全体の9割はツンの方で、デレは1割り程度。もう少しデレを見たかった気もします(^^;)。
彼女は『ハンサム☆スーツ』でも見ているはずなのですが、実はあまり印象に残っていません。もちろん美女だと思うけど、動いてしゃべって演技するより、一番いいアングル、一番いい表情を静止画で切り取った方が美しさが生きるんじゃないかと思ったり…。
でも最近バラエティ番組に出ているのを見て、実はサバサバした関西人らしい人となりも垣間見えて、ちょっと興味が出てきました。

ちなみにCM業界の話なのですが、商業芸術に携わる人達が、あるときふと自分の原点を思い出す感じ、とってもよくわかります(^^;)。

ライバル関係の広告代理店は、現通と白風堂で、とりあえず架空の会社になっていますが、エースコックやTOYOTAはCMのクライアントとしてそのまま登場していたりします。作中に登場するエースコックのCMなんてヒドい出来なのですが、よく名前使わせてくれたなあ(^^;)。監督はもともとCM業界の人らしいので、コネがあったのかな。

公式サイトは、こちら。
http://judge-movie.com

『秒速5センチメートル』

★★★★☆

2013〜2014年の年末年始、iTuneseStoreで音楽やムービー、電子書籍、アプリなどが期間限定で無料提供されました。この作品は、そのときに無料レンタルされたので、iPadで観ました。まさか2014年最初の映画がiTunesStoreのレンタルになるとは(^^;)。

小学校の卒業時期から20代前半の男女の恋愛模様が、みずみずしい純文学という感じで描かれていて、なかなかいい雰囲気です。

ストーリー展開はありふれていると思うのですが、登場人物の心の声や何気なく差し挟まれる日常風景がいちいちいいんだよなあ。

最近のアニメの背景画はリアルで緻密ですが、電車内の手すりや壁のツヤツヤ感はちょっとビックリしました。アニメの背景って私は不透明水彩使っているイメージなのですが、これは透明水彩っぽい印象でした。公式サイトに載っている絵をよく見ると、全部かどうかはわからないけどやっぱり不透明みたいです。
動画の中のエンドロールでは、新海誠監督の名前が「美術」のところに書かれていたので、監督自身も背景画を描いているのかも。相当こだわりはありそうです。

タイトルの「秒速5センチメートル」は、さくらの花びらが散るときの落下速度だそうです。ストーリー上、重要なキーワードなのかと思ったら、そうでもなかった気が。ただ、男女の心が近づいたり離れたりする話なので、その速度と関連づけているのかもしれません。…女性は心が離れていく速度が速いですなあ(^^;)。

公式サイトは、こちら。
http://www.cwfilms.jp/5cm/







2013年12月31日火曜日

『永遠の0』

★★★★☆

現代に生きる孫が戦死した祖父の足跡を追うというのが『男たちの大和』を思い起こさせました。テーマ曲も、長渕剛 v.s. サザンオールスターズ。製作陣には、対抗意識はあったのでしょうか??

本作は、孫が祖父の実像に迫る謎解きミステリーのような作りになっていて、だんだん核心に迫っていく感じもよかったと思います。

『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督なので、人間ドラマだけどCGはとても凝っていて、それも見応えがありました。

この映画のメッセージはシンプルで「命を大切にしなさい」ということですね。それを、戦時中の特攻という異常な死に方の不条理や恐怖や痛みをリアルに感じてもらうことで観客に伝えようとしているのだと思います。

そういう意味では、現代の若者が戦争体験者に当時のことを聞いて回るという極めてストレートな演出。CGを駆使して描かれたリアルな戦闘シーンも、狙いに合致していたと思います。

戦争がないのはいいことですが、今の「平和」が、先の戦争の強烈な反省から成り立っているのは明らかで、だとすれば何とかして戦争を今に伝えることは必要なはず。神風精神論とは対極にあるCGのようなデジタル技術が、それに一役買っているのが、なかなか興味深いところです。

公式サイトは、こちら。
http://www.eienno-zero.jp/index.html


2013年に見た映画は全部で47本。うち、iTunesStoreでのレンタルは2本、試写会で見たものが2本でした。
星5つつけたのは、つい最近に見た『ゼロ・グラビティ』のみ。でも星4つつけた作品は結構たくさんあったはず。
『ラ・ワン』『きっと、うまくいく』『マッキー』と、インド映画が3本も含まれていたのは、面白いところかも。本当はもう1本『スタンリーのお弁当箱』という作品が気になっていたのですが観に行けませんでした。でもiTuneseStoreにあることはチェック済みなので、いつかレンタルすると思います。

2013年12月23日月曜日

『キャプテン・フィリップス』

★★★★☆

アフリカのソマリア沖で海賊に襲われたアメリカの貨物船の、実話を元にした作品。

ほぼ最初から最後まで緊張が緩むことがなく、この手の映画としては素晴らしいと思います。たまたま『アルゴ』とか『ゼロ・グラビティ』とか、割と近いジャンルの最上級の作品の印象が残っているので、差をつけるために星4つにしましたが…。

危機を扱った映画では、まず危機を"作り出す"必要があるわけですが、そこが安直なもの(例えば、明らかに主人公の行動が軽率とか)がよく見受けられます。
でもこの作品では、武器を携帯しない民間の海運業者として、海賊対策は怠りなく、自分たちとしてやれる準備は全てやっており、それでも海賊の襲撃を防げなかったところに、リアルな恐ろしさを感じます。

また、実際海賊に襲われた後も、登場人物がスーパーマン的な大活躍で敵を倒すわけではありません。できることは特別なことではないし、失敗もしますが、冷静に、粘り強く、助かる道を探ります。
この、普通の人は普通の人のレベルを超えないで目一杯頑張っている姿が、共感と感動につながっていると思います。

トム・ハンクスの演技は素晴らしいです。普通のレベルを超えない頑張り、普通のレベルを超えないカッコよさが見事。救出された後の、一気に力が抜けてしまう演技は、ちょっとオーバーな気もしますが「よく頑張ったね」と讃えたくなりました。

ソマリア人の海賊の描き方については、どのくらいリアリティがあるか、若干疑っています。若干アメリカ人の思い込みが入っているような気がしなくもないです。
映画としても、彼らが海賊行為を行うに至った背景とか、海賊組織の内情とかを描くのであればもっとキッチリ描けばいいし、そこは全く描かずにワケの分からない悪者として描くならそれでもいいと思うのですが、どっちつかずな気がしました。

結局最後は、アメリカ海軍が登場します。こういう状況での海軍の頼もしいことと言ったらありません。ONE PIECE好きには申し訳ないけど、やっぱり海賊より海軍でしょ、と思ってしまいました。

公式サイトは、こちら。
http://www.captainphillips.jp